- M&Aストライクの良い口コミには「サポートの質が高い」「スムーズに交渉が進んだ」というような良い口コミが多い
- 一方で「迷惑電話がかかってくる」という悪い口コミも一部存在した
- 早い段階でM&Aに関心がないことを伝えると営業電話を止められる場合がある
- M&Aストライクの特徴としてマッチングプラットフォームを運営していることや、相手が見つかるまで手続きが無料である点が挙げられる
- 上記を踏まえると、M&Aストライクへの依頼は「初期費用を抑えたい企業」や「オンラインで相手を探したい企業」におすすめ
なお、事業売却は仲介業者の対応によって売却額が大きく変わる傾向があるため、複数の会社で見積もりをとってみるのがおすすめです。
買収ニーズについては、ほとんどの会社が全国網羅的に対応できていないので、複数社に相談してマッチング案を比較する方が良いでしょう。
M&Aストライクの基本情報・会社概要を紹介
仲介方式 | 仲介型 |
---|---|
仲介費用 | 基本合意報酬・成約報酬(譲渡金額レーマン方式) |
最低報酬金 | 2,000万円 |
得意業界 | 全業界対応可能 |
対応地域 | 日本全国対応 |
関連事業 | M&A市場SMART運営・財務コンサルティング・プレマーケティングサービス |
平均成約期間 | 初回相談から約6カ月から1年程度 |
資本金 | 823百万円(※2023年3月時点) |
拠点数 | 8箇所(※2022年10月時点) |
従業員数 | 278名(2023年9月30日現在) |
M&Aストライクは、運営歴26年(※)の歴史を持つM&A仲介会社です。プライム市場に上場しているため、利用の際に安心感を持つことができます。
(※2023年11月時点 公式サイトに記載)
着手金が無料となっているため、M&Aを検討したいが初期費用の支払いに不安を持つ場合に利用しやすいです。
M&Aストライクでは専任担当制をとっているため、同じアドバイザーに相談から成約まで付き添った対応をしてもらうことができます。
公認会計士や大手銀行出身者などのM&Aアドバイザーが在籍しており、安心感を持ってM&Aを任せることができる可能性が高いです。
M&Aストライクは「M&Aの際に安心感を持てることを重視している方」におすすめです。
ストライクは業界3番手で、買収ニーズも他の仲介会社に比べて多くを持っているので、買収価額を引き上げたいのであれば専任契約で一任するのが良いでしょう。
M&Aストライクの評判|株式会社ストライクの口コミは?
以下では、M&Aストライクに関して口コミを参考に評判を探っていきます。
評判を知ることで、M&Aをしたいと考えている方が仲介会社を選ぶ際の参考となります。
良い口コミ
今回の取組自体が初めての試みでもあったので苦労した点はありましたが、資金調達面や事業計画策定に関して両社の細かいサポートや助言をいただき、迅速な対応が取れたと思っています。
スムーズに交渉が進んだのは、「ストライク担当の依田さんと息の合う関係が築けたから」
今回はストライクに仲介をお願いしたため、スムーズに進みました。我々の事業内容を含めIT分野のこともよく理解して、きめ細かな対応をしてくれたと思います。
上記の口コミから、ストライクに在籍するアドバイザーの対応やサポートの質が高いことが分かりました。
ストライクに依頼することで、M&Aをスムーズに進めることができる可能性を上げることができます。
例えM&Aが初めての経験である場合でも、経験値の高いストライクのM&Aアドバイザーに安心感を持って仲介を依頼することが可能です。
経験値の高いアドバイザーであれば、破談リスクがどこに潜んでいるか把握しているため円滑にディールを進めることができます。
反対に、経験値が浅いアドバイザーの場合は、破談リスクが高い傾向があるので、イマイチと感じた場合には担当者の変更を正直に伝えた方が、お互いのためでしょう。
良くない口コミ
迷惑電話はやめていただきたい
一部ですが、おそらく営業の電話に対する苦情の声が見られました。
M&Aに関心がないのに、営業電話が何度もかかってくる場合、迷惑だと感じてしまう事がある可能性があります。
早い段階で、M&Aには関心がない旨を伝えることで、はっきりと断る事が可能です。
M&Aストライクは営業電話・連絡がしつこい怪しい企業?
M&Aストライクはプライム市場に上場している運営歴の長い会社で、怪しい企業ではありません。
上場するためには、売上高のみでなく、企業コンプライアンスに関するものなど基準を通過する必要があります。
そのため上場している企業は、第三者による一定の基準をクリアした誠実な企業である可能性が高いです。
M&Aストライクは2022年4月当初からプライム市場に上場しているため、しっかりとした企業であると言えます。
しかし、M&Aストライクに関して一部ネガティブな口コミがあることは事実です。営業電話やDMの送付に関しては営業の一環と言えます。
M&Aに興味のない方にとっては営業電話が面倒くさいと感じてしまう場合もあります。
営業電話に対しては、早い段階ではっきりと断ることでM&Aに興味がないという意思表示をすることができます。
M&Aの相談があった場合「今、考えていない」というと将来的にかかってくる可能性も高いので、「もう電話をかけてこないでほしい」とはっきり伝えるのが一番いいです。
口コミ・評判からわかったM&Aストライクのメリット・特徴
以下では、M&Aストライクの特徴や利用するメリットについて解説します。
M&Aを検討している人にとって、M&Aストライクが向いているかどうか判断する材料となります。
オンラインマッチングプラットフォームを運営している
M&Aストライクには、オンラインマッチングプラットフォームを運営しているというメリットがあります。
オンラインマッチングプラットフォームとは、ネット上でM&Aの譲渡案件を探すことができるサービスのことです。
業種、所在地、売上高などを掲載すると、興味を持った企業とマッチングが可能です。
利用することで幅広い業種・業態の企業からオファーが届く可能性があります。
また、無料掲載のため、マッチング相手探しに費用がかかりません。加えて、掲載する際は匿名かつ企業が特定されないように情報を公開できます。
情報をM&A市場「SMART」に掲載したい場合、まず秘密保持契約を締結した上で、経営状況に関する資料を提出します。
その後仲介契約を締結し、SMARTへ情報を掲載してもらう事ができます。
オンラインプラットフォームはマッチングを効率化する上ではあった方が良いサービスなので、どんどん利用することを推奨します。
マッチング相手が見つかるまでの手続きは無料
M&Aストライクには、マッチング相手が見つかるまでの手続きは無料というメリットがあります。
M&Aストライクの料金形態は、基本合意報酬と成約報酬のみとなっています。相談や着手金は無料です。
そのため、気軽にM&Aの検討を開始することができます。
また、相談や交渉の結果、マッチングできなかった場合に、報酬が無駄になってしまう事態が起きにくいです。
加えて月額報酬もないため、M&Aのマッチングや交渉に時間が掛かってしまっても、手数料が嵩む事態になりにくいこともメリットです。
全国各地の金融機関や公認会計士などと提携がある
M&Aストライクには、全国各地の金融機関や公認会計士などと提携があるというメリットがあります。
M&Aストライクは全国129(※)の金融機関や公認会計士協同組合、共済会などとのネットワークを構築しています。
(※2023年11月時点 公式サイトに記載)
全国の金融機関などとの連携により、M&Aストライクには多くの企業に関する情報が集まりやすくなっています。
そのため、M&Aについてストライクに相談した際、状況にぴったり合う企業を紹介してもらうことが期待できるでしょう。
企業情報が多く集まるということは、マッチング案も多くあれば、競合する可能性も高いのでお勧めです。最終的に、優位な条件や、最高株価がつきやすい要因です。
日本全国に支社があり全国のM&Aに対応している
M&Aストライクには、日本全国に支社があり全国のM&Aに対応しているというメリットがあります。
M&Aストライクは北海道から九州まで、全国に7箇所(※)の支社を持っています。
(※2023年11月時点 公式サイトに記載)
全国に支社を持つM&Aストライクは、地方の企業にも利用しやすい仲介業者といえます。また、どの支社も比較的アクセスの良い立地である点もメリットです。
加えて、M&Aストライクは全国にネットワークを張り、情報を集めています。
そのため、近場でマッチング相手を見つけることができなかった場合にも、全国の企業の中からマッチング相手を探すことが可能になっています。
東証プライムに上場しており安心感がある
M&Aストライクには、東証プライムに上場しており安心感があるというメリットがあります。
M&Aストライクは、もともと東証一部に上場していましたが、2022年4月に行われた東証市場の再編の際、M&Aストライクはプライム市場へと移行しています。
プライム市場は基本的に大企業が集まる市場であるため、プライム上場しているM&Aストライクも安定感のある規模の大きな企業であると言えます。
プライム市場上場を維持するためには、コーポレートガバナンスの強化などが必要です。
M&Aストライクは売上の多い企業であることに加え、経営体制が健全である可能性が高いと言えます。
そのため、利用する際にも安心感を持つことができます。
口コミ・評判からわかったM&Aストライクのデメリット・注意点
人手不足の可能性がある
M&Aストライクには人手不足の可能性があるというデメリットがあります。
記事執筆時点では、M&Aストライクの従業員数は244名(※)となっています。
(※1 2023年11月時点 公式サイトに記載)
同規模の仲介業者と比較し多いとは言えない数字です。人手不足の場合、対応のスピード感が損なわれる可能性があります。
しかしM&Aストライクの従業員数は増加傾向です。人材不足は年々解決に向かっていると言えます。
またM&Aストライクは、マッチングサイトなどIT開発にも力を入れています。そのため、人手不足をAIによって補うことができている可能性があります。
評判を踏まえたM&Aストライクがおすすめの企業・おすすめできない企業
おすすめの人
ここまで見てきたM&Aストライクの評判から、M&Aストライクの利用は以下のような企業におすすめと言えます。
- 初期費用を抑えてM&Aを行いたい企業
- 信頼感ある仲介業者に依頼したい企業
- オンラインでマッチング相手を探したい企業
M&Aストライクでは、相談や着手金が無料となっており、利用の際の初期費用を抑えることができます。
また、東証プライム市場に上場している点から利用に安心感を持てる仲介業者であると言えます。
加えて、M&Aストライクはオンラインマッチングサービスを提供していることも強みの一つです。
おすすめできない人
ここまで見てきたM&Aストライクの評判から、M&Aストライクの利用は以下のような企業におすすめできないと言えます。
- M&Aをする気が本当にある企業とマッチングしたい企業
- 自社(譲渡側)のみについてアドバイスしてほしい企業
M&Aストライクの料金形態は、着手金などの初期費用が無料となっており、気軽に利用を始めることができます。
そのため、中にはM&Aを真剣に検討していない企業も利用している可能性があり、そのような企業とマッチングする場合も考えられます。
また、M&Aストライクでは譲渡側企業と譲受側企業の双方を同じアドバイザーが担当するシステムになっています。
そのため、譲渡側の利益が最大化しないM&Aとなる場合も考えられます。
譲渡側のみにアドバイザーがついてほしいと考えている企業にはおすすめできません。
ストライクを他のM&A仲介業者と比較
M&Aストライクと他仲介会社との比較を以下表でまとめていきます。
企業名 | 株式会社ストライク | 株式会社日本M&Aセンター | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
---|---|---|---|
所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三井物産ビル15階 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 24階 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階 |
事業内容 | M&A仲介事業、経営支援コンサルティング | M&A仲介事業、PMI支援、企業評価の実施、上場支援など | M&A仲介事業 |
方式 | 仲介型 | 仲介型・FA型・ハイブリッド型(サイトマッチング仲介) | 仲介型 |
得意業界 | 全業界対応可能 | 全業界対応可能/td> | 全業界対応可能 |
対応可能地域 | 日本全国対応 | アジア全域 | 日本全国対応 |
仲介費用 | 基本合意報酬・成約報酬(譲渡金額レーマン方式) | 着手金・成功報酬(レーマン方式) | 中間報酬・株価レーマン方式成功報酬型 |
最低報酬 | 2,000万円 | 500万円 | 2,500万円 |
上場の有無 | 東京証券取引所 プライム市場 | 東京証券取引所 プライム市場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
資本金 | 823百万円(※2023年3月時点) | 4,045百万円(※2023年3月時点) | 2,893百万円 (※2022年9月時点) |
従業員数 | 244名(※2023年3月末時点) | 1,118名(※2023年9月末時点) | 190名(※2023年6月末時点) |
公式サイト | https://www.strike.co.jp/ | https://www.nihon-ma.co.jp/ | https://www.ma-cp.com/ |
問い合わせ方法 | Web、電話 | Web、電話 | Web、電話 |
出典:株式会社ストライク、株式会社日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
上記比較表から、M&Aストライクの特徴として、仲介費用が安価である可能性が高いことが挙げられます。
まず、初期費用が無料となっています。加えて、成功報酬が譲渡金額ベースであるため、債務がある場合などに仲介費用が割高になってしまうリスクが少ないです。
M&Aストライクの過去のM&A実績
譲渡企業 | 建設・土木 | IT・ソフトウェア | 人材派遣・アウトソーシング | 商社・卸・代理店 | 建設・土木 |
---|---|---|---|---|---|
エリア | 中部・北陸 | 中部・北陸 | 関東 | 関西 | 中国 |
譲受企業 | 教育・コンサル | 製造業 | 人材派遣・アウトソーシング | 金融・リース | 住宅・不動産 |
M&Aストライク仲介を依頼する流れ・フロー
以下では、M&Aストライクを利用しM&Aを行う際の流れについて解説します。
- 相談
- 秘密保持契約の締結
- M&A仲介依頼契約の締結
- 買収候補先の選定
- オンラインマッチングサービスへの情報掲載
- トップ面談・交渉
- 基本合意書の締結
- 買収監査の実施
- 最終条件の確定
- 最終契約の締結・調印式
- 業務引継ぎ
M&Aストライクでは、M&Aの際に必要な情報のやりとりを始める前に、秘密保持契約を締結することになっています。
そのため、利用の際に安心感をもって大切な情報を任せることができます。
M&Aストライクの費用(報酬)・手数料
相談料 | 無料 |
着手金 | 無料 |
中間報酬 | 基本合意報酬(100-300万円) |
成功報酬(譲渡金額レーマン方式) | 1-5%(最低報酬2,000万円) |
上記の費用体系で実際に発生する費用例を紹介します。
売却金額9億円の成約の場合は、合計で4,100万円かかります。
M&Aストライクでは譲渡金額ベースで手数料を計算するため、実際に受け取った金額より手数料が多くなる事態にならない点がメリットです。
【2024年最新】株式会社ストライクの評価を紹介
ここでは、株式会社ストライクの利用者の評価を紹介していきます。
仲介業者名 | 評価 |
---|---|
株式会社ストライク | 3.0/5.0(23件) |
出典:Google マップ
※2024年10月3日時点
M&Aストライクに関するよくある質問
日本3大M&A企業は?
日本で大手といえる仲介業者は、日本M&Aセンター、ストライク、キャピタルパートナーズの3社です。
2023年11月執筆時点、仲介業者の中で東証プライムに上場しているのは、上記の3社のみです。
M&Aストライクのcmのナレーションは誰?
M&AストライクのCMのナレーターは、公開されていません。
CMの作成に関わった制作会社は2023年11月執筆時点において、CMに起用された声優に関して言及していません。
加えて、実績としてM&AストライクのCM出演をあげている声優も見つかりませんでした。
M&Aストライクは激務?就活・転職情報
仕事内容
M&Aストライクの業務内容はM&Aに関わる幅広いものとなっています。
営業や交渉が含まれるため、高いコミュニケーション能力が求められます。
また、担当する企業の業界に関する知識や理解が必要となる場面もあるでしょう。
年収
M&Aストライクの平均年収は、1,438万円(※)となっています。
(※ 2023年11月時点 公式サイトに記載)
M&Aアドバイザーの場合、基本報酬に加え、インセンティブの支給もあるため、働きがいのある環境であると言えます。
年収は高水準であり、その他福利厚生も充実した企業です。年収が高水準な分、就職難易度も高いことが予想されます。